のぼり旗を通販でオーダーして購入する時に注意しなければならない点は
いくつかありますが、そのなかでも配色は重要になります。
デザインにまず注目される方がほとんどですが、配色の仕方によって
視認性や誘目性が大きく変わってきますから、基本的な部分を
知っておく必要があります。
例えば、色には明度、彩度、補色というものがあり、それぞれを意識する事で
分かりやすいのぼり旗を作る事ができます。
明度は明るいほど柔らかく、暗いほど落ち着いた印象を与えてくれるため
白地に黒文字といったように、メリハリをつけて見やすさを重視することでより効果が高くなります。
彩度は高いほど鮮やかで明るくなり目立ちますが、色のギャップを付けるなどの工夫をすると
より効果的な演出ができますし、補色で対照的な色を使う事により
引き立て合って全体的に目立たせる事が可能です。
配色を組み合わせる時の考えとして、人によって異なってきますが
基本的な部分としては補色を使用して視認性を上げる、明度や彩度に差をつけて
費用を安くしながらも分かりやすいものにする、目立つ白を使ってみる等があります。
工夫次第で視認性をより効果的に上げる事ができますので、デザイン以上に重要とも言えます。
また、忘れてはいけないのが、使用する素材によっては完成してからの現品が
思っていたものと違っていたという事もありますから、色見本やサンプルを用意してもらって
完成品の出来具合を確認しておくと良いでしょう。
のぼり旗はシンプルかつ明確にデザインすることで
その効果を発揮するものです。
情報をあまりに詰め込み過ぎたり、色の使い方が上手くできていなかったりすると
折角設置したところで見てもらえなければやはり意味がありません。
そのため、基本的な色の知識であったりデザインの仕方などは知っておく必要があります。
のぼりのデザインからこだわって他社との差別化を図ることで、
確実な売上アップに繋げていくことができるでしょう。